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絶対音感自宅練習風景
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「旗」の練習体験コメント 「旗」の練習体験コメント

娘は2才9カ月から旗の練習を始め現在5才半になり、ひと通り終了したところです。
 最初は折り紙の旗に興味津々津々、練習もスムーズに始まりました。新しい旗が増えることが嬉しくて、レッスン前には「今度は何色の旗が増えるかな?」と楽しそうに話していました。でも相手は子供ですので、ある程度時間が経つと飽きてきます。やる気が起きなくてぐずる日も多くなり、かなり大変でした。そんな時は、ミスに関係なく練習が出来たら大好きなシールを貼ったり、花マルをつけてあげたり、時にはご褒美におやつをあげたりしました。娘のレッスンの次の時間に通われていた先輩のお母様にもお話を伺ったりしたこともありました。毎日がバトルでしたが、根気よく頑張り、なんとかその時期を乗り越えました。するとそのうち、自然と毎日の習慣になってきて安定して練習出来るようになりました。
 進度については、娘の場合は比較的安定していたと思いますが、白旗が増えて数本になった頃、突然昨日まで出来ていた音もミスばかりするようになり、長期間新しい旗は増えず停滞した時期がありました。親の方も焦り余裕がなくなり、「この子には絶対音感は無理?」と心が揺れることさえありました。そんな時は先生にレッスン時やメールでアドバイスを頂きました。安元先生は色々な生徒さんを診てきている経験から、子どもの性格と成長の波を踏まえて的確なアドバイスをくださいましたので、安心して練習に取り組み続けることが出来ました。

「旗」を始めて約2年半、毎日朝昼晩の3回(娘の場合)、それぞれ5~10分親子ともども頑張って続けた結果、全ての和音が終了しました。するとその頃には、既にほぼすべての音域の短音を聞き分けられる状態になっていました。もう“覚えている”のではなくて“感じている”という感じです。
 最後に、旗の練習は親の精神状態が子どもにかなり影響を与えているように私は感じました。焦りや不安を取り除き、マイペースで毎日根気よく練習することが大切だと思います。6才の誕生日まで数カ月、今まで積み重ねてきたことを確実に身につけられるよう、引き続き練習を続けます。